会社を辞めさせてくれない

ものすごく引き止められる

会社を辞めるのはエネルギーのいる作業です。仕事が嫌で嫌ですぐにでも辞めたくても、退職を申し出ると全力で引き止められます。猛烈な勢いで引き止められます。

会社は会社の理屈だけで動いています。従業員が1人減ることは損失です。新しく1人採用するためには余分な費用が掛かりますし、新人が一人前になるまでの教育費用も掛かってしまいます。ある程度仕事に慣れているあなたがいつまでも頑張ってくれる方が何倍も得なのです。

転職うさぎ
引き止められて辞められないよ
面接官かめ
転職先を決めてしまえばいいのです

私も簡単には辞められませんでした。猛烈な引き止め工作と引き伸ばし工作を受けて、結局は退職日を1箇月遅らせたほどでした。

労働契約を終わらせるだけの手続きなのですが、日本では特に中年以上の人の頭に終身雇用が染み付いています。簡単にはいきません。覚悟が必要です。

ブラック企業であればあるほど、引き止め工作は激化します。100時間にせまるような残業、1日も取得できない有給休暇、上司の無茶振り、これがブラック企業です。

ブラック企業ではギリギリの人数で仕事を回しています。遊びのないハンドルのようなものです。ワンミスあればカバーができません。社畜が1人減るなんてもってのほかなのです。

転職先を決めたという強烈な説得力

最も辞めやすい方法は転職先を決めてしまうことです。転職日までに必ず辞める必要がありますので、会社の説得もしやすくなります。

というか、スムーズに辞めるにはこの方法しかないと思います。

仕事が嫌だという理由だけでは、退職したいという本気度が疑われてしまいます。「やりたいことが見つかるまで頑張ってみないか?」「石の上にも3年だぞ」「今までの努力が無駄になってしまうぞ」など、硬軟使い分けて、必死の説得が始まります。

一見するとあなたの人生を思いやってくれている感じに見えますが、違います。あくまで、会社のために従業員の引き止め工作をしているだけです。

次の会社が既に決まっているという事実はやはり強烈です。説得力がすごいです。もうこの会社に居たくないので、頑張って転職先を決めてきました!っていう宣言ですからね(笑)。

転職うさぎ
この会社嫌なので転職します!
面接官かめ
もうちょっとオブラートに包みましょう

転職というのは、ちょっとした思い付きや気の迷いだけでは成し遂げられません。努力し続ける必要があります。会社を辞めたいと思ったときには、その努力をすることが重要だと思います。

私が勤めていた会社で、課長が1人辞めた時の話です。基本的に離職率は低い会社で、課長が辞めるなんていうことは今までほぼありませんでした。

システム部門の課長でしたが、いきなりある時から定時で帰るようになりました。後で分かったのですが、整骨院の先生になるために、夜間に専門学校に通っていたのです。

周りから定時帰宅する理由を執拗に問いただされていましたが、途中の段階ではその課長は一切白状しませんでした。そして、転職が決まった段階で退職を申し出たのです。

もしこれが途中でばれていましたら、通学させないような妨害工作が行われていたと思います。転職先を決めるというのは、最も大事な作業なのです。

短期留学という選択肢

高度成長期に見られた日本国内の社会環境では、労働集約的な産業、つまり製造業を中心とした一連の企業はその労働を安価な海外、特に東南アジア、中近東にそれを求めることで、国内のそうした労働市場が極端に縮小しつつあります。

そこで、国際的な視野に立ち社会環境を見据えて、海外勤務に対して抵抗がなければにトライする方法もあります。この場合、語学力はある程度以上必要なので、自身の自己研鑽で付け焼刃でもいいので語学を習得する姿勢を持つことが必要となります。

転職以外で会社を辞める方法は、短期留学です。実際に私の友人にもこのパターンがいました。数年働いた後に、辞めようと決意してからは、忙しい時間から何とか時間を捻出して、駅前留学で英語の基礎を学び始めました。そしてあるタイミングで海外に短期で語学留学するという理由で辞めていきました。

その友人は1年以内に帰国したわけですが、別の会社に就職して新たな人生を歩み始めていました。語学力も付いたので成功だったのだと思います。

女性の場合は結婚、出産で辞められる

今の世の中、専業主婦に憧れている女性は多いそうです。実際に専業主婦で家計が回るかという問題がありますが、結婚や出産を機会に会社を辞める女性は一定数います。

このような女性特有の事情の場合、寿退社ですんなり退職できます。会社を辞めたい一心で結婚を迫る女性もいるそうです。

引き止めが強引過ぎて辞められない場合の奥の手

今更ですが、仕事は強制労働ではありません。労働基準法でそのルールが定められています。退職を申し出た場合、2週間後には辞めることができます。会社にいかなる不都合があったとしても、たった2週間で辞められるのです。

もし、あなたの会社がブラック過ぎて、どうしても辞めさせてもらえない場合、労働基準監督署に相談に行く方法があります。

一般的に、労働基準法はあまり守らなくても許されると言いますか、おとがめなしが多いざる法です。監督署に駆け込んだとしても、まずは「会社とよく話し合ってみてください」と言われるでしょう。

転職うさぎ
監督署って頼りにならないの?
面接官かめ
自主努力を促されます

はい。門前払いです。労働基準法の違反があって、監督官庁である監督署に相談に行ったのに門前払いされるのです。それが労働基準法なのです(笑)。完全に守れば会社がすぐに潰れてしまいますので。

そんな頼りにならない監督署ですが、相談に行ったという事実は結構使えるカードになります。ブラック企業でも、そのカードを出しながら強行に退職を主張すれば何とか辞めることができると思います。

公務員転職の役立ち情報

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