なれる公務員の種類


国家公務員と地方公務員の違い

地方公務員になるためには、まず、公務員(役人)の組織の種類を理解する必要がります。

一口に公務員と言っても、公務員は「国家公務員」と「地方公務員」に大別され、その働き方や労働環境は大きくこ異なります。

国家公務員は、総務省・厚生労働省など、いわゆる中央省庁の職員です。さらに、総合職(以前のⅠ種)と一般職(以前のⅡ種)とに種類分けされますが、概ね、激務です。

普通の民間会社よりも帰りは遅くなり、深夜の霞ヶ関では、職員待ちのタクシーの行列ができます。ちょっと前に「居酒屋タクシー」と批判の的になりました。

地方公務員は、東京都・大阪府などの県の職員と、さいたま市・福岡市などの市町村の職員です。市町村の職員は、概ね、のんびりした労働環境です。私の求めていた環境はこれです。

給与水準

給与は、国家公務員と地方公務員では別々に決まっていますが、給与水準は同じくらいです。感覚的には、国の方が上位官庁ですので、給与も高額な気がしますが、誤解です。同じか、むしろ、逆転しているかのくらいです。

同じ給料で、労働環境がいいなら、地方公務員の方が魅力的だと思います。

個人的には、犠牲心を持ってこき使われている国家公務員の給料を高くしてあげてもいいと思うくらいです。公務員バッシングのこの世の中では無理な話ですが。

地方公務員のメリット

私は、人生で最も大事なのは「時間」だと考えています。自由な時間を手に入れるために地方公務員に転職しました。

また、地方公務員は勤務地が市内などに限られており、転居伴う転勤がありません。これも魅力的でした。

私は、地方公務員のなかでも、市役所を受験して、その中途採用試験に合格しました。転勤が嫌なので市役所を受験しました。同じ公務員でも、種類によって処遇や労働環境は大きく異なりますので、事前のリサーチが重要だと思います。

私は、給料が同じで、身分が安定しているなら、楽な仕事を選びたいと思います。

専門職の公務員

裁判所事務官、国税専門官、労働基準監督官などの専門職も公務員です。

しかし、これらの種類の公務員は、一般市民がイメージしている「市役所でのんびり勤務している公務員」ではありませんし、そもそも中途採用をしていません。

事務職と技術職

市役所の職員の種類には「事務職(一般行政職)」と「技術職」があります。私は、事務職です。技術職とは、土木職・電気職・機械職などを指します。

どちらの種類も、民間経験者試験として募集されていますが、一般的に、技術職の方が競争率は低く、簡単に転職できます。

事務職の同期の前職の職種は、人事部門、経理部門、営業、SEなど様々です。要するに、「技術職以外の人」という括りです。

技術職のうち、土木職の同期の前職は、橋梁関係、ゼネコン、水道関係が多いです。ただし、橋梁関係は転職希望者が多い割りに、自治体で新しい橋を掛ける時代でもなく、技術者の需要が少ないので、転職が厳しいらしいです。

電気職の同期は、いわゆる「強電」と「弱電」の人がいますが、圧倒的に強電の人が多いです。

強電とは、工場で実際に電気設備のメンテナンスをしている人のことで、弱電とは、電子回路や電気製品の設計などを専門としている人のことです。市役所で需要が多いのは強電の人だと思います。

機械職の同期は、工場などの設備屋の出身が多いです。基本的に、需要過多の職種ですので、転職市場でも引っ張りだこの状態のようです。私の前の会社でも、設備屋は足りていませんでした。

競争率

事務職の競争倍率は10~50倍になることが多いですが、技術職では2~5倍程度です。それだけ転職市場での人材が不足しているということです。羨ましい。

友人に転職のことを話すと、公務員になるためには、LECなどの公務員予備校に通って、何かしらの資格を取得する必要があると誤解している人もいました。

公務員になるには、採用試験に合格すればよいだけで、特別の資格取得は要りません。公務員予備校では、単に筆記試験の勉強を教えてくれるだけです。

中途採用の場合、筆記試験より面接重視ですので、公務員予備校には通う必要はないと思います。

私も通っていませんし、同期の中でも、そんな話は聞いたことがありません。

私も失敗しがちだったのですが、いくら筆記試験を頑張って勉強して、よい順位で次の面接試験に進んだとしても、経験者試験の場合、得点はたいがいリセット方式のため、結局は面接で勝負が決まってしまいます。

リセット方式とは、筆記試験をトップで通過しても、ギリギリで通過しても、点数はリセットされ、面接試験の結果は、面接の内容だけで決めるというものです。

そのため、私は面接対策に時間を割くべきだと思います。

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