集団討論


形式

面接試験で、1次面接の代わりに集団討論(グループディスカッション)を経験したことがあります。グループディスカッションは2回経験し、2回とも次のステップに進めました。

合格率が半分とすると、ディスカッションの途中くらいで、この人・この人・この人・そして私の4人が合格するだろうなと直感できます。そして、次の最終面接に行きますと、だいたいそのとおりの面子が残っているという展開でした。

公務員の人事・採用担当の目の付け所も私と同じだったのでしょう。

討論のテーマは当日、開始の10分くらい前に通知されます。開始までの間に自分の考えをまとめて、討論に臨む形です。討論時間は、8人で、45分くらいが一般的だと思います。

この場合、8人もいると時間が全然足りず、発言の機会は限られてしまいますので、「これだけは話したい!」というポイントを押さえることが大事です。

ポイントを押さえず、どうでもいい発言をダラダラとして貴重な討論時間を食いつぶすと、周りの受験者から白い目で見られますし、試験にも落ちると思います。

ディベートとは違う

勘違いしがちな点として、集団討論とディベートは違うという点があります。

集団討論では、体勢の意見と自分の意見が違えば、自分の意見を曲げて妥協してもいいのです。いわゆるディベートとは違い、自分の意見や理論で討論相手をねじ伏せれば勝ちという試験ではありません。

集団で討論して結論を導こうという作業ですので、当然、理屈が食い違うこともあります。これは、普段の仕事をしていく中でもよくあることかと思います。

「普通の仕事の会議」と同じだと思って参加する気持ちでいいと思います。

常に正論を吐くだけでは議論は集約していきませんので、妥協もしながら、結論を導き出します。

正論しか言わないとか、「正しいことを言うのが常に正しい」とか思っている態度の人はキモイので、落ちると思います。そんな人間と一緒に仕事をしたくないので、当然だと思います。

考えるコツ

前職の民間会社では、採用側としてグループディスカッションに携わったことがありますので、勝手は分かっていました。お題は、専門知識を要するものではなく、一般的な話題が課されます。私のときは、「エコ活動の功罪」でした。

集団討論のコツとしましては、白紙の状態で考えるのではなく、飽くまで民間経験者試験ですので、「私の会社のエコ活動の功罪」で考えるのがいいと思います。

会社で体験しているお昼休みの電灯消灯や、暖房設定温度などで語ってもよいですし、もっと大きな目線で、会社のCSR活動を語ってもよいです。

自分の経験に即して語ることで、身近で具体性のある話しぶりになりますし、また、メンバーの記憶に残るクリティカルな意見を出せると思います。

進め方のコツ

45分の時間なら、最初の15分はみんなでドンドン意見を出して、次の15分で意見を精査して、最後の10分でまとめるのが普通です。

司会を決めて討論を開始する必要はありませんが、決めようと言い出す人がほぼ必ずいるので、その場合は、決めてから始めたらいいと思います。

自分の意見を言いにくくなりますので、司会をする必要はありません。司会をするとポイントがアップするなどということは特段ないと思います。

司会は人に任せて、自分はクリティカルな意見をいうことと、他人の意見を取り入れて、よい結論に集約することに集中しればいいと思います。

しかし、司会者に立候補しておいて、実際に進めてみるとグダグダな司会をする人に当たる場合も多々あります。ここでイライラしてはいけません。

社会人のたしなみとして、司会者の顔をつぶさないようにしながら、司会者をサポートします。基本的には、時間の配分を念頭に、司会者に変わって議論を裁き、最後だけ司会者に花を持たせてあげれば綺麗に収まります。

面接官の評価ですが、意見を言った回数はそんなに関係はないと思います。クリティカルな意見を2回言えれば、とりあえずは合格ラインだと思います。

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