論文対策


論文とは

名古屋市など、筆記試験の一部として、論文試験を実施する市町村が多くあります。

民間会社で既に働いている人に筆記試験の勉強時間をそれほど負担させることには無理がありますので、対策にあまり時間の掛からない論文試験としてくれているのです。

その有無及びお題は、募集要項を見れば分かると思います。お題が明記されていない場合は、ネットで過去の体験談を探せば手掛かりが見つかると思います。

私の合格した市役所では、「職務経験論文(900字)」と「一般論文(600字)」の2題でした。

論文の対策はまとまった時間が必要ですので、土曜・日曜に90分くらい掛けて対策を進めました。平日は筆記試験の対策、休日は論文の対策といった具合でした。

職務経験論文(900字)

これは、「民間経験をどのように生かすか」とお題が決まっていましたので、書く内容を予め決めていました。

会社の遊休地を売却する仕事をした経験がありましたので、その仕事内容を書き、成功させるために気を使った点(会社の重役へメリットを示して説得した点、従業員へメリットを示して説得した点、地元住民の理解を得るために行った点など)を書き、それを市役所でどのように生かすか(市民に説明をして、納得を求めることに生かすなど)を書きました。

文面の固め方としましては、原稿用紙を買ってきて、1回書いてみること。「書いてみること」が大事です。

パソコンで書くのに比べて原稿用紙に書くのは、思っていたより漢字が書けなかったり、余計に時間が掛かったりと苦戦しました。

次に、同じテーマで、自分なりに切り口を変えてもう1回書いてみること。それらを融合すれば、まあまあの文章ができあがると思います。

私の場合、最初に書いた論文では、会社の重役への説明と、従業員や労働組合との折衝の話題を中心に作成しました。

次に、そのスキル・経験を市役所の仕事へどのように役立てることができるかという視点も盛り込んで作成し、最終的な文案が完成しました。

最初の文章と比べると、構成や表現がかなり改善されたものになったと思います。

飽くまで、今の会社でそれなりの困難な仕事を任されているということが前提になります。

私の仕事はお茶汲みと電話番です、という人は、文章のレトリックだけでよいものを作ろうとしても中身のスカスカのものになってしまいますので、転職は難しいと思います。逆に、そういう恵まれた環境で雇ってもらえている人は転職する必要もなさそうです。

文面が固まった後は、暗唱できるくらい何回も暗記しました。

一般論文(600字)

一般論文は、当日まで論文課題が発表されません。多くの人は、そのお題を見て柔軟に書くようにしようと思います。これは、間違いです。

私は、どんな論文テーマが出てたとしても、書く内容の骨子を決めていきました。その骨子に、そのお題特有の味付けをして書きあげました。決めて行った骨子は「住民参加による地方自治」というテーマでした。

どんなお題であっても、①導入として、地方財政の危機を書いて、②そのために、住民全員が満足できる施策を十分に実施できない、集中と選択をする必要があるという内容を書いて、③そのために、住民の意見を聞いて、選択していくという結びにします。

この骨子を基に、お題が「教育改革」「市政の改革」「地元企業の振興策」などであっても、はたまた「エコ活動の功罪」であっても、書くことができるようにしておきました。

要するに、住民の意見をちゃんと聞いて、市役所で考えて、責任を持つ、という地域づくりと住民自治の構図はすべてに当てはまったからです。

どのような骨子にするかは、論文対策本を1冊買ってきて、そのお題について1回書いてみればよいと思います。

まず、1つのテーマでじっくり深く掘り下げて考えて書いてみます。

次にまったく別のテーマで、同じように掘り下げて書きます。その際、1つ目のテーマで軸になっていた視点を強引に結びつけられないか考えます。

自治体の論文なのですから、普通は根っこの部分で結びつけることができることが多いです。そうすることでオリジナルの視点(1つ目のテーマの視点)を盛り込んだ2つ目のテーマに関する論文が書けます。

これを3題目でも同じ方法で考えれば、もう十分、素案の完成です。これらを融合して、骨子になるものを作り上げられました。

残りの作業は、この素案をブラッシュアップしていくだけの作業になります。

長岡市などの過去問も参考になります。

その場で柔軟に考えて書くというのは、ただの根なし草になってしまい、よくありません。多くの人が誤解してしまっています。

独学では不安なら

個人サイトの体験談というミクロな視点のほかに、大手予備校の講座というマクロな視点も情報として役に立ちます。アビバの公務員講座では、30才代の社会人でも目指せる公務員試験対策を実施しています。講座の内容を知りたい方は資料請求をしてはいかがでしょうか(無料)。



さらに、転職に有利な公的資格やビジネス資格対策の講座もあります。興味がある方は、まず、資料請求することをお勧めします。 アビバの公務員講座

関連記事

  • 筆記対策 勉強時間 会社に勤めながら筆記試験の勉強をするのは、基本的に無理があり...
  • プレゼン面接・特殊な面接 プレゼン面接 発表テーマ(課題)の通知 プレゼンテーション面接を1次面...
  • 会社にばれないか 会社の同僚への相談 人生における危機管理の常識だと思うのですが、転職活...