公務員の福利厚生


福利厚生制度は充実していない

公務員は福利厚生が充実!と言われていますが、これはデマです。前の会社である一部上場企業の方がよっぽど福利厚生は充実していました。

会社では、財形貯蓄に利子補給金が出て、利回りは5%でしたし、食堂は月2,000円で食べられました。人事部にいましたので、この辺りは詳しいのですが、いわゆる法定外福利厚生費は、1人当たり年間50万円掛かっていました。

公務員になったとたん、利子補給もありませんし、共済会の会社負担金もありませんし、そもそも食堂がありません。法定外福利厚生のレベルは非常に低いと思います。

四国や東北地方の地方都市の市役所でしたら、そこにある中小企業と比べた場合、それよりかはマシだという感じです。

私の市役所は政令指定都市ですので、周りに大企業は多くありますが、その会社の福利厚生と比較すると見劣りするものです。

社宅制度

会社員時代には、この他に、独身寮・家族社宅もあり、私は東京で自己負担額は20,000円でした。マンションの1室を借上社宅として利用しており、会社が8割、個人が2割という負担割合でした。敷金・礼金・更新料も当然、会社持ちです。

それが、今の私の市役所では、そもそも原則、社宅制度がありません。

原則というのは、一部、古い官舎(公舎)が残っており、現在、住んでいる職員もいるのですが、将来、廃止することが視野に入っており、新規入居はさせていない状況です。

官舎は出先機関である事業所の敷地内に立てられており、現業職の職員が数名入居しています。職場の敷地内に住むなんて、究極の職住近接ですが、個人的には職場に住むのは勘弁してほしいと思います。

職員は地元出身の人が多く、また、転勤もありませんので、さっさと家を購入する人が多いようです。

独身のうちは実家から通って、結婚後はすぐに自宅を購入するというライフスタイルですので、社宅はそもそも必要ない方が多いです。

住宅手当

今は賃貸物件に住んでいますので、住宅手当として月15,000円をもらっていますが、家賃の一部しか賄えていません。

自分名義の持ち家を購入して、そこに住む場合、住宅手当として9,000円程度もらえます。

会社員時代は転勤族でしたので、腰を据えて生活するという雰囲気ではありませんでした。社宅制度の有り無しよりも、同じ土地でずっと定着して住めることに満足しています。

全国展開している大手会社で転勤族をしていては、人間らしい生活はできないと思います。

子供の転校や、妻のママ友のつながりもありますので、転勤した場合、一生、単身赴任の危険すらあり、人間扱いされているとは言えないと思っていました。

今の生活は、ワークライフバランスが取れていると思っています。

通勤時間

会社員時代は、東京での勤務ということで、ドアツードアで片道80分、夜中では90分ほどの通勤をしていました。

地方公務員になってからは、徒歩10分、ゆっくり歩いて15分という恵まれた生活を送っています。地方の政令指定都市ですので、こじんまりとした町なのです。

しかも、転勤がありません。勤務地は市内のみで、必ず自転車か地下鉄・市バスかでは出勤できる見込みです。

毎日、6時のニュースを見られる生活は、東京時代には経験したことがありませんでした。

周りの先輩職員を見ていますと、持ち家を購入する割合が多いです。市内に購入したり、JRですぐの近隣市に新築したりしているようです。

市役所に勤務しているからといって、その市に住む義務はありません。居所は自由です。例外として、消防職の方は緊急招集に備えて、市内に住むべしという要件があるようです。

年休(年次有給休暇)

会社員時代も結構恵まれており、月0.5日~1日は取得できていました。この環境は公務員になってもあまりかわらず、そのくらいのペースで取得しています。

しかし、私の部署は忙しい方ですので、同期の半分以上の人は年間20日を使い切っています。羨ましい限りです。

夏休など、その他の休暇制度

年休のほかに、夏休を取得できます。自治体によって異なりますが、私の市役所は5日です。窓口である区役所や土木事務所などもありますので、お盆に一斉に閉庁する習慣がなく、各人別に5日を消化しています。

そのほかにも、結婚休暇7日や育児参加休務5日など、制度的に充実していて、実際に取得しやすい環境です。

私は、これが公務員に転職する大きなメリットだと思います。子育てや家庭生活に軸足を置いた暮らしがおくれると思います。

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