なぜ副業がバレるのか


アルバイトはバレる

典型的な副業としましては、コンビニでアルバイトをしたり、引っ越し業者でアルバイトをしたりなどがあります。これらの副業は完全に禁止されています。いわゆるパート・アルバイトは全て禁止です。

私の市役所でも、お金に困ってアルバイトをする職員が稀にいるようです。しかし、このようなアルバイトはすぐにバレてしまいます。

なぜ簡単にバレるのか、始めは疑問に思っていて、アルバイトの給与の支払い情報から判明するのかななどと考えていました。しかし、もっと原始的な方法で見つかってしまうのでした。

働いている姿を同僚の職員に見つかって発覚するのです。なぜなら、市役所で働いていると、休日に同僚に出くわすことが本当によくあるのです。

同僚にばったり会う

私が東京で民間企業に勤務していた間で、休日に街中で会社の従業員にばったり出くわしたことは1回もありませんでした。

東京は人口も多いですし、そもそも住んでいる地域もバラバラに散らばっており、会社の従業員の中にご近所さんはいませんでした。

これが地方公務員である市役所の職員に転職してからは、大きく状況が変わりました。

プライベートで街中を歩いていますと、市役所の職員によく会うのです。駅で会ったり、子どもの遊び場の公園であったり、地域のお祭りで会ったりします。レストランの隣の席で上司にばったり会ったこともありました。

私の市役所の職員数は人口の1%くらいの数なのです。そして、ほとんどの職員は市内に住んでいますので、行動範囲が一致してしまい、よく出くわすのです。

懲戒処分

アルバイトが発覚した場合、粛々と懲戒処分を受けます。民間の会社では、「以後、アルバイトをしない」と約束さえすれば、それほど厳しく責任を問われることはないことも多いです。上司からの口頭注意程度で終わることもあります。

しかし、地方公務員では厳しい処分となってしまいます。職場内で内々に注意して終わりにはなりません。

普通のアルバイトでしたら、処分内容は戒告か減給程度になるかと思います。これ自体はそれほど大きな処分ではありませんが、処分内容を必ず広報発表することになります。

新聞とテレビ局相手にわざわざ処分内容を周知するのです。そしてマスコミは公務員の不祥事には飛びついてきます。記事になるのです。公務員バッシングの時代ですので、世間の注目度が高いのです。

一般人では新聞に載らないようなことが、公務員というだけで記事になってしまいます。

処分を受けますと、市役所内にも知れ渡ってしまい、その後の公務員人生の肩身が狭くなってしまいます。安易に考えてアルバイトはしないことです。

実家の農業を手伝う

実家が農家の方は、田植えや稲刈りの時期に親戚総出で手伝いに行くケースがあるかと思います。そのお礼として、米や野菜を受け取ることに多いかと思います。

この場合、私の市役所では、農業に限っては家業の手伝いは副業とは見なさないとしています。問題ありません。

農業以外の家業、つまり、実家の飲食店や自営業の手伝いについては、副業と見なして禁止しています。ただし、無報酬で手伝うことまでは禁止していません。報酬の有無は、はたから見れば分からない話ですので、非常に分かりにくい基準だと思います。

太陽光発電

自宅を購入して、屋根で太陽光発電をしている方もいるかと思います。いわゆる売電です。

私の市役所でも、わざわざ基準を定めて、屋上ソーラーパネルでの売電行為を認めることとしました。

自然エネルギーを推奨している時代背景から、当たり前のことだと思うのですが、わざわざ役所内で認める・認めないを議論しているのが笑えます。

ちなみに、自宅の屋根の発電を越えた規模の投資は副業と見なして禁止されています。飽くまで自宅の屋上の活用だけが認められているのです。

別に土地を購入して、そこに太陽光パネルを設置してといういわゆる太陽光発電投資は禁止されています。なぜ、自宅はよくて、他の土地は禁止なのか、このあたりも私の市役所の謎ルールです。

執筆活動

公式に認められている副業として、執筆活動があります。本の執筆などです。なぜ、アルバイトが禁止で、執筆活動だったらOKなのか、全くの謎ルールです。

しかし、公務員にとって、ルールはルールとして絶対なのです。理由は度外視なのです。

普通の職員は本を出版することはあり得ません。認められていると言っても、全く活用できない副業ですので、個人的には意味がないと思います。

株式投資、FX、仮想通貨投資

株式投資などは、ただの資産運用です。銀行預金の延長です。ですので、これらは副業ではありませんので、全く問題ありません。公務員に転職した後もそのまま続ければよいと思います。

私の職場でも、株式投資のマニアがいます。民間企業のときの同僚と比べて、公務員の方が投資熱が高いような気がします。

基本的に仕事に余裕があるので、色々と手を広げてみたくなるのだと分析しています。

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