社会人になった瞬間から脱サラ希望だった
私が初めて「公務員になりたい!」と思ったのは、新卒で民間会社で働き始めた4月でした。すぐやん(笑)。
働き始めたといっても、そのときはまだ研修を受けている段階で、サラリーマンとしての仕事はまだ何もしていません。
東証1部の大手メーカーに勤務していましたが、会社の風土は「滅私奉公」、この一言に尽きます。早速、違和感を感じて嫌気がわいていました。
私は、趣味のスポーツの時間や友人との時間を大切にしたいという考え方でしたが、仕事後や休日に趣味に興じている人は社内では超少数派でした。
業務後の夜中にジョギングしていると社内で言ったら、変人扱いでした(笑)。
仕事に没頭することこそが美学。伝統的な日本の会社にありがちな会社でした。うちの会社でよく言われていた言葉は「Work harder, Work longer!」。よく働け!長く働け!ですね。
前半のよく働け!は分かるんですが、後半の長く働け!の部分の意味不明でした。もうアホかと。多くの会社に応募して一生懸命に勝ち取った入社だったのに、辞めたくなるなんて人生分からないものですね。
そこで、さっそく4月に公務員試験について調べ始めました。大手予備校の公務員講座も調べました。そして、第1志望の地元市役所は、大卒での年齢制限が厳しく、来年の試験がラストチャンスであることが分かりました。
すぐにでも退職して試験勉強を始めようかと迷いましたが、そのときは、一旦、思いとどまりました。公務員試験は競争率が結構激しいので、一発合格だけを目指すリスクを考えたのです。
その市役所には「民間経験者採用」という枠があり、5年以上の職務経験があれば社会人から転職が可能でした。これを目指すことにして、当面は今の会社で5年間職務経験を積む道を選びました。
公務員試験にも中途採用があるんです。結果的にこれが正解でした。やったね!
一般的に公務員試験では、入社数箇月で会社を退職して大卒枠で公務員試験に再チャレンジする人は珍しくありません。しかし、大体は「こらえ性がなく、計画性もない人物」という評価が面接試験で下され、不合格になることが多いのです。
仮に、私が会社を辞めて翌年の公務員試験に失敗していた場合、就職氷河期の時代でとてもまともな職には再就職できる環境ではなかったため、その後、派遣社員や非正規労働で人生を棒に振っていたかもしれませんでした。
公務員試験の社会人採用で市役所を目指す
地方公務員に就職するためには、「公務員試験」に合格しなければなりません。
公務員試験というと、公務員を目指したことがない会社員の方にとってはハードルが高く、身構えてしまうと思います。しかし、特殊な勉強は不要でした。大卒の上級試験のような法律の難しい勉強も不要でした。
私は、不遇な会社員生活を享受している方には地方公務員への転職をおすすめします。特に失われた世代と呼ばれている方に強く推奨します。
30代~40代になりますと、そろそろ公務員転職には不利な年齢になってくるからです。30歳での転職は普通のことですが、40歳で転職しようとすると厳しくなってきます。
就職環境が好転している近年でも、自身の会社に不満を持っている若手社員の方も数多くいると思います。その場合、できるだけ早い決断が必要です。
転職というと、高い壁を感じてしまいがちですが、地方公務員へ転職するためには、特段、特別な専門知識は必要ではありませんでした。
重要なことは、今の会社が駄目なら転職も視野に入れることです。そして、公務員試験にもチャレンジしてみることです。
途中で人生を見つめ直すのもアリですね
私は、社会人5年目に転職活動を始め、その年は地元の市役所、会社の近くの市役所、そして、東京都庁などの4つを受験しましたが、全て不合格でした。仕事が忙しく、なかなか情報収集が追いつかなかったのが実情でした。
そして、翌年はとにかく情報を集めました。社会人の中途採用について詳しく調べて、1年間掛けて準備しました。その結果、第1志望の地元の市役所に合格しました。現在、「行政職」(いわゆる事務職)として市役所に勤務しています。
市役所に中途採用で転職するノウハウ
私が地方公務員に転職しようと目指した時代は、市役所の社会人採用の先駆けの時代でした。実施している市役所も少なく、なかなか公務員試験の生の情報が手に入りませんでした。
当時は2ちゃんねるに経験者採用のスレッドが細々と立てられていて、少ない書き込みの中から、情報を拾っていました。
しかし、合格者の体験や実際の面接の様子をなかなか知ることができず、試行錯誤で臨みました。
現在、いわゆるキャリア採用として、市役所でも経験者採用試験が一般的に広まってきました。私は、私と同じように苦労をしてきている方には、地方公務員に転職して、満足のいく社会人生活を手に入れていただきたいと思っています。
そのため、私が市役所に転職する過程で経験した全てを本サイトに取りまとめました。
筆記試験対策や面接対策、会社にばれる心配はあるのか、給料はどうなるのか、出世できるのかなど、本サイトは市役所への転職希望者の皆さんの全ての疑問にお答えできる自信があります。
インターネット全盛のこの時代、重要なのは情報収集の仕方です。ガセネタや噂には惑わされずに、ぜひしっかりとした情報源を見定めて、自らの夢をかなえてもらいたいと願っています。
自画自賛になってしまいますが、本サイトはそれができるサイトだという自信があります。
独学では不安な方は
LEC東京リーガルマインドには経験者採用専願コースがあります。市役所の社会人経験者採用に特化した珍しいカリキュラムです。LEC東京リーガルマインドは公務員講座で長年の指導実績がある予備校です。
当たり前ですが、資料請求が無料でできます。
この講座の大きなメリットは、筆記試験だけではなく、論文試験と面接対策も受けられることです。論文と面接には合格のコツがあります。独学で1回不合格になった方や、初回の受験で最速で合格したい方にとっては、よく参考になる内容です。この機会に、講座に興味がある方は資料請求をしてはいかがでしょうか(無料)。
LEC東京リーガルマインドでは、通学か通信教育かを選択できます。教室は全国北から南まであります。しっかり時間管理しながら学びたい方は通学、自分のペースや仕事の都合に合わせて準備していきたい方は通信で受講できます。
なお、講座の最大の売りである模擬面接「リアル面接シミュレーション」は、通学でも通信でも受けられますので安心してください。受講回数の制限もありません。太っ腹(笑)。
どちらも、半年から1年程度までの長期的なスケジュール感で公務員転職をしようとしている方に最適です。
ここでは、経験者採用専願コースの内容をご紹介します。
まずは筆記対策です。教養試験対策と時事対策が基本になります。これはよくあるパターンのやつです。民間経験者試験に限らず、全ての公務員試験のベースになります。
次に、論文対策です。論文の書き方自体の講座と経験者成果論文の講座の2本立てで構成されています。成果論文は民間経験者試験では100%出題されます。必須です。今までの仕事の成果を記述する試験で、事前にしっかりと準備さえしておけば合格ラインには到達できます。実際に論文を書く答練も含まれています。もちろん添削付きです。
面接対策も充実しています。経験者面接に特化した講座があり、そこで基礎を学んだうえで、「リアル面接シミュレーション」を受講できます。しかも、回数は無制限で受講できます。
公開模試もコースに含まれていますので、自分が合格レベルにいるのかどうかをチェックすることもできます。
このように、LEC東京リーガルマインドでは、社会人経験者採用に特化したコースをオールインパッケージで受けることができます。独学では不安な方は、1度受講を検討してみてはいかがでしょうか。資料請求は無料ですしね。
当サイトのような個人ブログの合格体験談はミクロな視点の情報です。一方、LEC東京リーガルマインドを始めとする大手予備校の講座はマクロな視点の情報です。資料やパンフレットを見るだけでも勉強になることもあり、刺激にもあります。
資料請求の際は、「まずは資料請求(無料)」をクリックしてください。多くのコースが表示されますので、社会人からの転職向けと記載されているものの中から希望のものを選択してください。
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