従業員持ち株会には入ってはいけない
私は前の会社で従業員持ち株会に入っていませんでした。会社の補助率がすごくて、なんと10%でした。毎月1万円購入すると、会社の補助金が1千円出ました。
しかし、それでもなお私は入っていませんでした。
その一因としましては、どうせそのうち辞めようと思っていた会社ですので、愛社精神が薄れていたことも確かにあります。
しかし、本当の大きな理由はリスクヘッジでした。会社から給料をもらっている身で、さらに自社株を保有しますと、いざ倒産したときに、給料は0円になるわ、株は紙切れになるわで、踏んだり蹴ったりになると考えていました。
実際に、バブル崩壊の際、山一證券が破綻した時、自社の株を大量に保有していた社員が多くいて、給料と同時に資産を失ったというニュースを見ました。
証券会社ですので、自社社員にも投資を勧めていた結果の悪夢だと思います。その二の舞にはならないように、私は自社株だけは持たないようにしていました。
株式投資はしていましたので、むしろ、自社株以外ばかり購入していました。これは、人生におけるリスク管理として必要な姿勢だと考えています。
公務員の資産のリスクヘッジ
公務員に転職したとき、公務員のリスクについても考えました。
市役所が倒産することはほぼありません。しかし、実際には、夕張市役所は破綻しましたので、地方の過疎都市では起こり得ることです。
一方、人口が集中している都会はかなり安泰だと考えています。私の市役所も当面はかなり安泰です。
破綻するとすれば、地方都市から始まって、日本という国の既存のシステムがドミノ倒し的に破綻していく事態だと思います。
国・地方の借入金は既に1000兆円を超えています。都市経営を継続していくことが自治体の経営目標ですが、どこかで行き詰る可能性もあり得ます。
私はリスクヘッジのために、市役所に転職した段階で、外貨の保有を始めました。日本のシステムが崩壊して、公務員の終身雇用が壊れるような時には、円の価値も暴落して、預貯金の資産の価値もかなり目減りしてしまうと想定しているからです。
現に、浅井隆という論者の説では、国・地方の借入金が大きすぎて、近々ハイパーインフレが来ると言われています。まあ、この人は15年くらい前から同じことを言い続けていますが、まだ、ハイパーインフレは起きないのですが(笑)。
ハイパーインフレ説の真偽は横に置いておくとして、少なくとも公務員の身分保障が崩れる事態では、円の資産も暴落するのは確かだと思います。
今後30年のうちにそれが起きるかどうかは定かではありませんが、それに備える資産形成をしておくのが公務員のリスクヘッジだと考えています。
外貨預金よりもレバレッジ1倍のFXが安全
私は外貨を保有していますが、外貨預金ではありません。「え?外貨=外貨預金やん?」って思うでしょう。しかし違うのです。
外貨預金よりもレバレッジ1倍のFXの方が安全かつ有利なのです。私はこの安全性に注目して、レバレッジ1倍のFXで2万ドルほど保有しています。
外貨であれば何でもよかったのですが、円資産のリスクヘッジという意味では、やはりドル最強説かと思い選択しました。
初心者の方は、口座数国内第1位のDMMのFXがおすすめです。
外貨預金はペイオフの対象外でリスクがある
銀行が破綻した場合、円預金は1000万円まで預金が保護されます。ペイオフ制度です。しかし、日本の銀行であっても外貨預金に限っては保護されません。ペイオフ対象外なのです。
リスクヘッジのために外貨を保有するのに、銀行の破綻リスクを丸々かぶるというのはおかしな話です。
一方、FX会社に預けたお金は信託法に基づいて、FX会社自信の財産とは切り離して保全されています。会社が破綻しても預けたお金は保護されるのです。これが外貨預金よりFXが優れている大きな点です。
有利な条件で外貨を保有できます
FXは取引コストが安い
円をドルに換える際、取引コストが掛かります。手数料です。これを外貨預金では為替手数料、FXではスプレッドと呼びます。
メガバンクに比べてネット銀行では外貨預金の取引コストがかなり安く抑えられています。銀行や時期にもよりますが、それでも最安値でも1ドルあたり2銭です。
一方、FXでは0.3銭です。外貨預金の約10分の1で済みます。
1万ドルを購入するとして、取引コストは外貨預金では200円、FXでは30円で済みます。
将来的にドルを円に戻す際にも同じ取引コストが掛かります。当たり前ですが、同じサービスを受けられるなら安い方がお得です。
FXでも利息がもらえる
FXでも利息を受け取れます。これをスワップポイントと呼びます。ドルと円の金利差をスワップ金利として受け取ります。
以前はFXのスワップ金利でもらえる金額の方が外貨預金の金利よりもかなり高かったです。しかし、近年、ネット銀行の外貨預金においても、定期預金の場合、金利は以前より高まっており、両者にほぼ差はありません。
今でも、FXの方が金利面でも優れているという意見も根強くありますが、現実にはどちらも大差はありません。違いを強いて言えば、FXは毎日受け取れること、外貨預金は定期預金で6箇月ごとや1年ごとに受け取れることくらいです。
レバレッジ1倍のFXが最も有利
安全性、取引コスト、金利をトータルで考えて、私はレバレッジ1倍のFXを選びました。ここでレバレッジについても説明しておきます。
レバー=てこの原理です。FXは預けたお金で直接外貨を購入するのではありません。預けたお金は取引保証金となります。例えば、100万円の保証金を預け入れた場合、その25倍の2500万円までのドルを購入できます。
為替の変動リスクも25倍になりますので、すごいリスクです。ですので、私は1倍でやっています。100万円を保証金として、100万円のドルを購入しています。為替変動リスクは1倍のままです。
私の場合、そもそも、リスクヘッジのための外貨保有です。リスクは増やしません。大きなレバレッジは、リスクを取れる余裕資産の場合、大きな武器になります。要は使いようなのです。
公式サイトに進む場合
FXに興味があるならDMMのFXに登録するべき
初心者におすすめなのは、DMM FXです。DMM FXは口座数が国内第1位です。安全性、取引コスト、金利全てにおいて最高水準ですので当然の結果です。口座開設から取引までサポート体制も整っています。
もし、外貨の保有でのリスクヘッジを考えているならFXのレバレッジ1倍が最も有利です。この機会に申し込んではいかがでしょうか。
なお、FXを始めた場合、レバレッジの誘惑には注意してください。私の目的は資産形成のリスクヘッジでしたので、常にレバレッジ1倍でドルを保有しています。
保有資産で運用する方にとっては、レバレッジの力は強力です。しかし、目的が違う場合は、無理に25倍などとレバレッジを効かせる必要はないのです。
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