モチベーションを保つコツ

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落ちると次の試験まで1年間待たなくてはいけない

市役所の社会人採用の試験は1年に1回しかありません。いろいろな市役所や他の公務員も受験すれば、何回も受けられますが、本命の市役所に限った話では1回きりです。

調べるタイミングが悪いと試験が終わったところの場合があります。また、落ちた場合も、翌年の試験まで転職活動を続けることになりますが、期間が長すぎてモチベーションの維持が大変です。

転職うさぎ
そんなに長い間頑張れないよ
面接官かめ
何とかモチベを保ってください

私も1回目の受験に落ちて、1年間仕事を続けながら悶々とした日々を過ごしておりました。辞めようと決心した会社に居続けながら、1年後の試験を目指す、これって結構しんどいんですよね(笑)。

参考記事

筆記試験で落ちた人は翌年も全く影響ありません。面接落ちは若干不利になります。
・ 落ちた人の再受験

市内を探検してやる気をアップする

私は前職では東京勤務でした。地元の市役所が第1志望でしたので、帰省やら友人との約束やらで実家に帰るかびに、市内の観光スポットを探検していました。

就職して東京に行くまでの間、長年住んでいたわけですが、意外と知らない所が多くあります。自分の行動範囲外では道もよく分かりませんし、初めて行くスポットもたくさんありました。

市役所のホームページには観光案内のページがあります。どんな市役所でも必ずあります。見所のスポットがないような市町村でも必ずあります(笑)。

私はまずホームページで調べました。聞いたことがないような歴史的偉人(?)の石碑や竹林が紹介されていました(笑)。

私の場合、今まで知らなかった市内を探検していると、自然にモチベーションがアップしていきました。帰省のタイミングで定期的に名所を巡って、市政を知ることもできましたし、一石二鳥でした。

市役所を見に行ってやる気を上げる

名所ではありませんが、市役所の庁舎を見学にも行きました。そもそも地元の市役所ってどこに建っているか知っていますか。私はほとんど馴染みがありませんでした。むしろ一人暮らしを始めた東京の区役所の方が知っていたくらいです(笑)。

一市民でも自由に出入りすることができましたので、案内板でどのような部署があるのか確認したり、窓口をのぞいたりしていました。

待合室にはいろいろなポスターが貼ってあり、そこで広報誌である市民新聞のメルマガ版があることを知りました。早速登録して、市政の研究につなげようと意気込んだことを覚えています。

まあ、その後、メルマガは文字ばっかりでほとんど頭に入ってこないという欠点があることに気が付くことになりましたが(笑)。

直近の市政の動きや財政状況などは、公務員試験で出題されることが多いです。しかし、東京勤務で地元を離れていますと、知らないことがどんどん増えていきます。

試験を受けてから気付いたことですが、市民新聞を購読することは有効な試験対策になります。モチベーションの維持と一石二鳥になりますのでおすすめです。

来年に向けていったん試験勉強を止める

今年の試験に落ちてしまった場合、来年に向けて1年間試験勉強をし続けることは不可能です。サラリーマンをしながらずっと勉強することは、誰もできません。

転職うさぎ
そうだ、勉強、止めよう
面接官かめ
まずはそれでいいんですよ

そもそも社会人試験では筆記試験の問題自体がそれほど難しくなく、ボーダーラインも低いです。なんとか60点取れば合格ラインに入れます。勝負は面接試験ですので、ペーパーテストの勉強で疲弊する必要はありません。

私が1年目に落ちた後は、勉強をスパッと止めました(笑)。再開したのは3箇月前になった時点です。はじめからそう決めていました。

リフレッシュして、仕事にも打ち込んで、自分自身をレベルアップさせて次の試験に向かっていく感じでした。嫌々勉強を続けていますと、逆にモチベーションを下げてしまいますので注意が必要です。

参考記事

3箇月間はしっかり筆記対策と論文対策をする必要があります。
・ いつから試験対策をするのか

1週間の勉強ノルマを決める

ラスト3箇月になってもやる気が上らないことがあります。勉強が手に付かないのです。仕事が忙しかったり、子どもがいて自分の時間が取れなかったりします。

勉強の計画を立てる際、「テキストを毎日2ページ進める」など、毎日系で決めてしまうと融通が効かず苦しくなります。計画から遅れると焦りますし、やる気も下ります。

私は「1週間で14ページ」などと1週間スパンで計画を立てました。残業も多く、突発的に深夜残業になることもありました。平日5日間である程度進めておいて、自由になる土日で帳尻を合わせる方法です。

これでしたら、平日に思ったより勉強を進められたときには気持ちに余裕が持てますし、逆の場合、土日に気を引き締めて勉強に取り組みました。少しの工夫でモチベーションの維持が図れるのです。

メンタルトレーニングを始めてみる

世の中には、本番に弱い人と強い人がいます。私は強い方です。緊張して失敗することはほぼありません。準備した実力を出し切るコツを知っているからです。

試験でもスポーツでも、メンタルトレーニングという方法が有効です。本番に強くなりますし、モチベーションの維持にもつながります。

必要な時間は寝る前の5分間です。布団に入って目をつむって、自分が公務員試験に合格している姿をイメージします。できるだけ具体的に想像します。

転職うさぎ
よし!合格した!
面接官かめ
メントレだけは得意ですね・・・

例えば、ネットの合格発表で自分の受験番号を見つけて、ニヤッとしたりガッツポーズをしたりしている姿を想像します。コツは、試験を受けている姿ではなく、そんなところはすっ飛ばして、合格した瞬間をイメージすることです。

実際にニヤニヤしながら想像したり、拳を上げて喜んでもいいです。端から見ればちょっとおかしな奴ですが、大げさにポジティブにした方が効果が高くなります。

これを週に2~3回続けます。寝る前のルーティンにできればなおよいです。

すぐに弱気になる人や、なぜだか本番に弱い人には特に効果があります。私は高校受験のときに塾の先生に指導されたのが始まりです。今でも人生の節目節目の勝負のときには寝る前のメンタルトレーニングをしています。



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