都市伝説


民間企業の人事部での経験談の続きです。

内定を辞退したら

噂「内定を辞退したら、コーヒーをかけられた。」

【答え】これはデマです。呼び出されることすら稀です。

コーヒーをかけられたや、カレーをかけられたという都市伝説がありますが、あり得ません。そんなことをして訴訟を起こされたら、普通に敗訴してしまいます。

人事部では、当然のことながら、一定の辞退者が出ることを見込んで内定を出しています。辞退せずに入社してくれる割合を歩留まり率といいます。

50人を採用する予定なら、65人に内定を出して、15人は辞退すると見込む感じでした。

ですので、1人辞退したところで、予定通りですので、いちいち訴訟のリスクを負ってまで、コーヒーをぶっかけたりしません。

採用辞退の通常の流れとしましては、内定者から電話が掛かってきて、辞退を告げられます。ここで人事部の担当者は、分かりましたと答えて、理由を詳しく確認しました。

詳しくと言いましても、社内に報告をするために聞くだけであって、説得しようとは思っていません。当社を辞退してどこの会社にいくのかを確認してお終いです。

大学院に進学することになったという理由も結構聞きました。

不届き者がたまにいまして、電話でなく、手紙やはがきで知らせを送ってくる学生もいますが、その際は、こちらから電話をして、理由を確認しています。

大事なことですので、せめて第一報は電話で直接伝えるのがマナーだと思います。

電話でしつこく慰留したり、説得することはなく、社交辞令程度であっさりと辞退を受諾してくれますので、電話を恐れる必要はありません。

内定辞退(採用辞退)の仕方

参考までに、正しい内定辞退の仕方は次のとおりです。

1 電話で採用担当者に直接伝える。

2 理由を伝える。

他社に就職することを伝えても、人事部からその会社に電話などを掛けて邪魔をすることはあり得ません。訴訟ものの事件になってしまいます。

3 時期は早めに。

他社に内定したら、なるべく早く伝えます。お互いの信義の問題ですが、人事部では、足りない分を補充するかを検討する必要がありますので、早いに越したことはありません。内定式の直前では常識が疑われます。

入社前の通信教育を既に受講しはじめている場合、当社では費用(実費)を請求していました。

4 心構え

面接時に「御社が第一志望です」と言っていても気にしない。当たり前の方便です。

気にする必要はありませんが、相手方に迷惑を掛けているという誠実さは大切です。

民間企業の人事部での経験談の続きです。

四季報の年収はウソ

噂「会社四季報に記載されている年収はウソ。」

【答え】ウソではありませんが、実態より安い金額で公表しています。

よい人材を採用したいという目的なら、実際よりも高い金額で公表すればいいのに・・・と思う方もいるかと思いますが、実際は安いのです。

年収が分かると、その会社のある程度の儲かり具合が把握できてしまいます。

素材メーカーや資材メーカーとも取引がある中で、あまりに儲かっていれば、値下げ交渉に発展しかねないリスクがあり、会社としても年収はシークレット事項なのです。

かと言って会社四季報にウソを書くわけにはいきません。

そこで、35才標準モデルとか45才標準モデルとかの年収で記載されていますが、入社して10数年たった35歳では、同期や同い年の社員同士でも、年収には相当の差が生じてきています。

出世の早い社員なら、同期よりも50万円から100万円くらいは多くもらうものです。逆に、出世の遅い社員なら年収は低くなります。

この安い層の年収を標準モデルと称して、公表しているわけです。ですので、全くのウソというわけではありません。出世した社員は、標準より頑張ったという理屈です。

同様に、賞与も若干安く操作して発表するのが通例です。0.1から0.2ヶ月分くらいは安めに発表します。例えば、ボーナス5ヶ月という発表なら、実際には5.1ヶ月分もらっている会社はよくあります。

これらは、値下げ交渉予防のためです。

会社四季報を読めば、初任給が記載されていますので、正確に分かるのはその情報までです。

実態の年収を調べたいなら、大学の先輩など、自分のツテをたどって教えてもらうほかはありません。

また、給料のほかの福利厚生の手厚さ、例えば、社宅や独身寮の充実具合、財形貯蓄の利子補給の具合なども含めたトータルの待遇も重要ですので、給料(年収)だけで比較はできないものです。

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