採用されにくい人物像


私は民間会社の人事部で勤務していましたので、その経験談をお話しします。

公務員への転職や民間企業への転職には直接関係ありませんが、人事マンとはこういう考えをしているのだという参考です。むしろ、民間会社に就職活動する大学生にとって参考になる内容です。

浪人・留年・既卒は損

噂「浪人や留年していると採用されにくい。」

噂「既卒、第二新卒は採用されにくい。」

【答え】浪人や留年は、ほとんど関係ありません。既卒は厳しいです。

大学進学時に浪人することはよくあることですので、全く関係ありません。現役で二流大学に入るよりも、一浪して東京大学に入学する方がよっぽど就職活動市場での評価は高いです。

留年については、マイナスになることもあることもあります。単に遊んでいての留年は低評価です。

留年にはそれなりの理由が必要です。短期の海外留学、被災地でのボランティア活動なら全く問題ありません。部活やサークルに熱中していて、留年するケースも多々ありますが、これもあまり影響ありません。

留年の言い訳としては、クラブ活動に力を入れすぎたことを強調して、その活動から学んだ教訓を強調して、自分の人生にとってプラスになったと強引に主張すれば悪い評価にはなりません。

あらかじめ言い訳を考えておくといいです。私の会社では、一留までならカバーできます。

次に、既卒の人、いわゆる第二新卒ですが、これはほぼアウトです。会社の方針にもよりますが、私の努めていた会社ではアウトで、同業他社でもアウトの会社が多いです。

一般的に、社会や経済界からの要望によって、既卒も応募可にしていますが、それは応募可なだけであって、新卒と区別なく、平等に選考するというわけではありません。

相当に飛び抜けた才能があれば採用しますが、そもそも就職浪人してしまう人は、だいたいは人並み以下です。第二新卒の方で、内定にいたる方は極めて少ないです。

日本は、新卒採用社会です。4年生で内定がもらえなかったら、卒業せずに留年することです。学費は余計に掛かりますが、今後の人生を考えたら安いものです。

一旦就職して、すぐに辞めて第二新卒になった方は、まず採用していません。

してはいけない質問

噂「説明会の最後の質問タイムでは、できるだけ質問をした方がよい。」

噂「有給休暇(年休)の質問はしない方がよい。」

噂「給料の質問はしない方がよい。」

【答え】質問タイムでは、質問をしようがしまいが、評価に全く影響はありませんでした。

また、面接の場で、有給休暇(年休)の質問をした場合、評価・印象は悪くなります。給料の質問には、そもそも答えられません。

私の前の会社では、会社説明会は、若手から中堅社員だけで実施していました。年に何回もあり、東京・大阪をはじめ各地方で開催していますので、課長以上の管理職は出席してられません。

一方で、面接で面接官をするのは管理職である課長以上ですので、そもそも面接官は会社説明会の場を見ていなかったのです。

もちろん、若手社員から、どの学生が何の質問をしたかというツマラナイ報告も上げていませんでした。ですので、評価に全く影響はありません。

少しでも名前を覚えてもらおうと、会社パンフレットの重箱の隅から拾った質問をひねりだされても、答えるのに困ります。知らな些末なことを聞かれても、正直、知らなくて冷や汗が出ました。

人事部員は生粋の人事部員が多いですので、会社の事業を実体験していない者が多いです。ましてや、技術系のバイオ関連の質問などをされてもお手上げでした。

そういう具合で、学生の質問など、ツマラナイものばかりですので、上司に報告を一切していませんでした。

次に、面接の場での質問についてです。

有給休暇(年休)の質問にはガッカリしました。会社に入社して、第一にしたいことは休むことなのかと思ってしまいます。

就職のための面接ですので、どういう仕事をできるのかなど、働き甲斐に関しての質問をしてほしいものです。

また、給料についての質問もたまに受けました。「今の年収を教えてください。」と学生に言われても、社会人にとって自分の年収は究極の個人情報ですので、答えられるものではありません。

世間知らずというレッテルを貼られてお終いです。

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